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Posted by さがファンブログ事務局 at

2012年01月26日

活動への理解と共感の輪を広げるプレゼン講座!

1月21日土曜日、ふくおかNPOセンター代表の古賀桃子氏に講師として来ていただき、第3回多文化共生推進会議講演会を開催しましたsmile

講演の題目は「活動への理解と共感の輪を広げるプレゼン講座」。国際交流団体、市民活動団体、またボランティア団体の方などを対象に、「一生懸命広報をしているけど、なかなか声を届けられない」、「助成金の申請をしたいけど、どのように活動をアピールしたらよいのか分からない」といった疑問に対する答えのヒントを教えていただきましたsign01



最近は「プレゼンテーション」というと、イコール「パワーポイント」と考えてしまいがちですよねsign02ですが、広報をされる側(助成金の審査をする側)からすると、どの団体も同じ様なやり方で広報をすると、聞くことに飽きてしまうし、活動の内容がそれぞれ違っていても、どの団体に対しても同じ様な印象を持ってしまうそうですgawk

「プレゼンテーション」という言葉には「プレゼントpresent」という語が含まれています。プレゼンテーションをすることを通して、「相手に贈り物をする、そして喜んでもらう」、という気持ちを忘れないことがとても大切だというお話をしていただきました。広報をする時には、「あれも伝えたい、これも伝えたい」という思いがあると思いますが、ポイントを絞ってコンパクトに伝えることが大事だそうです。因みに、ある心理学者によると、聞き手には、聞いた情報の内わずか9パーセントしか頭に残らないそうです。「プレゼンテーション(広報)を行うことを通して、自分たちは何を達成しようとしているのか」という目的・目標を明確にして、伝える内容を絞り込む作業がとても重要なようです。

古賀先生は、プレゼンテーションの方法には、例えば漫才をする、歌を歌う、支援している国の言葉を織り交ぜてみる、民族衣装を着用して話をする、お香をたく、など色々な方法が考えられる、と仰っていました。民族衣装で登場したり、歌を歌ったりしたら、聞き手の印象に残る、とても説得力のある広報になりそうですね。また、プレゼンテーションをする際には、「自分たち自身も楽しむこと」がとても大切だそうです。情熱と真摯さを持って活動をアピールすることが、様々なメディアが発達した現代でも、最も重要なポイントのようですねhappy01

講座では、参加者の方に4つのグループに分かれてもらい、「伝える」トレーニングをしてもらいましたsmile









まずは皆さまに「私はどういう人間なのか」「私たちはどういう団体なのか」ということを考えてもらいました。

広報の土台作りにおいて最も大切なことは、自分達の団体に「人格」を付けること、どのようなキャラクター・色合いで売り出していくか、ということを明確にすることだそうです。例えば車の広報の場合、同じ会社の車であっても、車種によってその売り出されている「人格」「キャラクター」が全く異なりますよね。団体活動の広報の際にも、その団体の「人格」を明確に作っておかないと、人によってバラバラのイメージで受け止められ、印象の弱い団体になってしまいます。「人格形成作業」は、個人においても団体においても、とても重要なんですねsign01

次に、参加者の皆さんには、「自分たちという存在を周囲はどう見ているか」という分析を行ってもらいました。これを「パーセプション分析」というそうです。自分たちの団体が、例えば「会員の○○さん」、「ボランティアの○○さん」、「担当の○○さん」から、それぞれどのように思われているだろうかと想像し、その印象が自分達が持ってほしいと思っている団体像とズレていないかどうか、考えてもらいました。「すぐに行動に移してくれる団体さん」と思われているのか、「あまり連絡が取れない団体さん」と思われているのか、「いつもとにかく忙しそうな団体さん」と思われているのか、など、自分達の団体と密に関わっている人達が自分達の団体をどうとらえているのか考えることが、団体像の形成に役立つそうです。この作業は同じ団体のメンバーと一緒に行い、「自分たちはこの価値観を目指してやっていこう」という「ミッション」の整理・再構築をすることが大切だそうですsign01

参加者の方は、日本語教室でボランティアをしている人、JICAの元隊員、国際交流団体で活動している人、学校教員、障害を持つ子ども達と交流している人、など様々な経歴・肩書を持っている方達で、参加者の方同士の会話もとても盛り上がっていましたsmile参加者の皆さまからは講座を通して次のような感想をいただきましたsign01

chickパターン化したプレゼンテーションをしなければいけないと刷り込まれていました。創意工夫でそれぞれ伝えたいものを伝えていいんですね。何かふっきれた気持ちです。

chiken自分達の団体に「人格」をつける、ということは初めて意識したことでした。また、周りからどう思われているか、ということも重要だと気付きました。

animal3自分自身と会を見つめる、いったい何をやりたいと思っているのかをもう一度考える、初心に立ち返る大事さを学びました。

animal4ボランティアの活動において、自分達がどう見られているか、どのように見られたいか、という点はあまり意識していなかったので、「なるほど」と思いました。やるべきことの一つが見えた気がします。

dog情報内容の作り方、伝達の仕方、組織内の絆の作り方など、今後への意欲につながってありがたかったです。

cat佐賀県という小さな県では、大きくざっくり広がって、つながっていく必要性を感じました。私たちの場合「外国人」という枠で考えてしまいがちですが、「一市民」と考え、もっと広く知りあうことの大切さを感じました。

講師の古賀先生には、チラシのコレクションも持ってきてもらいましたsmileチラシには、「この路線で売り込んで行こう」という団体の「トーン・マナー」(味わい・雰囲気)が現れていると、手に取りやすく、印象に残りやすいチラシになるそうです。先生には、「ステキなチラシ」と「がっかりしたチラシ」、両方を紹介してもらいました。



「ふくおかNPOセンター」では、2月に天神で、チラシづくりのノウハウを教える講座を開催されるそうですので、興味のある方は、ぜひ「ふくおかNPOセンター」のホームページをチェックしてみてくださいnote

animal「ふくおかNPOセンター」HP:http://www.npo-an.com/

参加して下さった皆さまには、講師の古賀先生からのたくさんのプレゼントpresentを持って帰っていただくことができましたhappy01
古賀先生、ありがとうございましたsmile
  


Posted by SPIRA at 13:54Comments(0)会議・集い

2010年07月22日

佐賀県多文化共生推進会議(平成22年度第一回)

みなさん、今日もあついですね。

今日は、県内各市町の国際交流担当課の方と佐賀県国際課、協会が一堂に会し「多文化共生推進会議」が開かれました。このブログのタイトルにもなている多文化共生って皆さんなんとなく意味分かりますか?

近年、多くの外国人が日本へ来日するようになりました。一昔前は旅行など一時滞在して帰国というケースが多かったのですが、今は、一時滞在というよりは留学生で数年あるいはそれ以上日本に滞在する人や、日本人と結婚したり永住資格を取ったりして出産し、子育てをし、仕事をしと地域で「生活者」として暮らす外国人が多くなってきました。

多文化共生という言葉は『国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていく事」なんです(総務省:多文化共生の推進に関する研究会報告書2007より)この言葉が生まれたきっかけは1995年の阪神・淡路大震災の時で、当時、支援が必要とされていた外国人の問題や課題が浮き彫りとなりました。これはいけない!と! 同年10月に多文化共生社会の実現を目指すボランティア団体「多文化共生センター」が設立され、全国的にその動きが広まっています。外国人支援ととらえがちですが、国籍や民族などの異なる人々がと言う所に、私たち地域に住んでいる日本人も入るんです。子ども、お年寄り、障がい者、女性、男性、み~んなが住みやすい地域をみんなで作りましょう。という事なんです。その中に外国人も私たちと同じ地域に住んでいる「生活者」ですよ。という意識をみんなで持って行きましょう。ということです(^◇^)

難しい話になりましたね^_^;

本当は先週14日に本会議を開催する予定だったのですが、大雨で延期…。今日の開催となりました。なので、参加市町が10市町とちょっと少なかったのですが、地域で浮上している問題や相談など情報を共有する事が出来ました。

また、やはり一番大事だね!と意見が一致したのが日本語を覚えてもらう事=日本語教室の開催でした。日本語教室の開催となると、構えてしまう行政の方々に、協会で行われているにほんごすいもくの活動を視察してもらいました。

今年、さらなる連携を深めるためにも各市町の担当者とは連絡を取り合い、情報の共有をして行こうと思います。みなさんももし何か気付いたことがあったり、こんなことで外国の人困ってるよって言う事があったら、各市町の国際交流担当課の窓口へお越しくださいね!一緒に多文化共生進めて行きましょう!!


(ワールドプラザでの風景)
各市町の担当者の方もどうやったらいいのか、お互いの情報を共有。




(ワールドプラザの隣のミーティングルームの風景)
  


Posted by SPIRA at 17:17Comments(0)会議・集い

2010年05月14日

民間国際交流団体の集い IN 唐津

金曜日ですね。
花キンですtulip英語にも同じような言い方があってTGIF!!と言います。
なんて発音するの?って? Thank God It's Friday!です。
「あああ!やっと金曜日!」みたいなニュアンスでしょうか?

今日、18時半より唐津市で民間国際交流団体の集いがあります。
私たちの事務所が遠く(佐賀市)にあり、このような集いの場での
団体のメンバーさん達との意見交換はとても貴重なものになります。
それに、唐津市は佐賀県内で2番目に外国人登録者数の多い地域なんですよ。ご存知でしたか??

どのような問題があり、どのような課題があるのか。など
実際住んで活動をしているからこそ見える、感じる事ってたくさんあるので
それをお話できたらなぁ~と思っています。

今日はいいお天気ですねsun

皆様良い金曜日、そして良い週末をhappy02  
タグ :外国人会議


Posted by SPIRA at 11:32Comments(0)会議・集い

2010年04月14日

国際交流団体のつどいを開きます



 県内にある民間国際交流団体や市町などとのお互いの情報交換や交流の場として「国際交流団体のつどい」を今年も開きますので、多数のご参加をお願いします。smile

 今年は、参加できる地区を限定しませんので、開催日程のうちいずれか都合のいい地区にご参加ください。

 詳しいことは、(財)佐賀県国際交流協会のホームページをご覧ください。
 
開催日時場所 sign03   

佐賀地区 4月21日(水)14:00~ アバンセ第1研修室
                     (佐賀市天神3-2-11)
佐賀地区 4月23日(金)18:30~ アバンセ第1研修室
                     (佐賀市天神3-2-11)   
武雄地区 4月26日(月)18:30~ 武雄市文化会館
                     中会議室B 
                (武雄市武雄町武雄5538-1)
唐津地区 5月14日(金)18:30~ 唐津市役所
                     第1委員会室
                    (唐津市西城内1-1)
鳥栖地区 5月18日(火)18:30~ ベストアメニティスタ
                     ジアム 第2会議室 
                      (鳥栖市京町812) 
伊万里地区5月21日(金)18:30~ 伊万里市民センタ
                     ー 第1会議室 
                  (伊万里市松島町391-1) 
  


Posted by SPIRA at 14:01Comments(1)会議・集い