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2010年07月22日

佐賀県多文化共生推進会議(平成22年度第一回)

みなさん、今日もあついですね。

今日は、県内各市町の国際交流担当課の方と佐賀県国際課、協会が一堂に会し「多文化共生推進会議」が開かれました。このブログのタイトルにもなている多文化共生って皆さんなんとなく意味分かりますか?

近年、多くの外国人が日本へ来日するようになりました。一昔前は旅行など一時滞在して帰国というケースが多かったのですが、今は、一時滞在というよりは留学生で数年あるいはそれ以上日本に滞在する人や、日本人と結婚したり永住資格を取ったりして出産し、子育てをし、仕事をしと地域で「生活者」として暮らす外国人が多くなってきました。

多文化共生という言葉は『国籍や民族などの異なる人々が、互いの文化的違いを認め合い、対等な関係を築こうとしながら、地域社会の構成員として共に生きていく事」なんです(総務省:多文化共生の推進に関する研究会報告書2007より)この言葉が生まれたきっかけは1995年の阪神・淡路大震災の時で、当時、支援が必要とされていた外国人の問題や課題が浮き彫りとなりました。これはいけない!と! 同年10月に多文化共生社会の実現を目指すボランティア団体「多文化共生センター」が設立され、全国的にその動きが広まっています。外国人支援ととらえがちですが、国籍や民族などの異なる人々がと言う所に、私たち地域に住んでいる日本人も入るんです。子ども、お年寄り、障がい者、女性、男性、み~んなが住みやすい地域をみんなで作りましょう。という事なんです。その中に外国人も私たちと同じ地域に住んでいる「生活者」ですよ。という意識をみんなで持って行きましょう。ということです(^◇^)

難しい話になりましたね^_^;

本当は先週14日に本会議を開催する予定だったのですが、大雨で延期…。今日の開催となりました。なので、参加市町が10市町とちょっと少なかったのですが、地域で浮上している問題や相談など情報を共有する事が出来ました。

また、やはり一番大事だね!と意見が一致したのが日本語を覚えてもらう事=日本語教室の開催でした。日本語教室の開催となると、構えてしまう行政の方々に、協会で行われているにほんごすいもくの活動を視察してもらいました。

今年、さらなる連携を深めるためにも各市町の担当者とは連絡を取り合い、情報の共有をして行こうと思います。みなさんももし何か気付いたことがあったり、こんなことで外国の人困ってるよって言う事があったら、各市町の国際交流担当課の窓口へお越しくださいね!一緒に多文化共生進めて行きましょう!!

佐賀県多文化共生推進会議(平成22年度第一回)
(ワールドプラザでの風景)
各市町の担当者の方もどうやったらいいのか、お互いの情報を共有。



佐賀県多文化共生推進会議(平成22年度第一回)
(ワールドプラザの隣のミーティングルームの風景)


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