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2010年07月29日

アジアユースオーケストラが佐賀の街にやってくる

 アジアの若者が音楽と一緒に佐賀の街にやってくる!

2010年8月21日、アジアユースオーケストラ佐賀公演が開催されます。プロの音 楽家を目指す17歳から27歳の厳しい審査を受けて選抜されたアジア10カ国の若 者108人が、3週間のプロからのレッスンを受けた後、アジア各国での武者修行コ ンサートツアーに出ます。本年20年目を迎えるこのプロジェクトが佐賀を訪れることになります。このオーケストラの卒業生は一流のオーケストラ(サンフラン シスコ交響楽団、ボストンフィル、N響、読響、大阪フィルその他)に加入し、当プロジェクトはプロへの登竜門となっています。

公演は多くのボランティアに支えられ、楽団は20日に佐賀各地でホームステイをし、保育園児へのミニコンサートや文化交流、佐賀の若者との交流など、国 際文化交流が同時多発的に開催されます。

21日当日の公演は108名の大オーケストラ。佐賀ではなかなか見ることので きない大編成です。演じられる曲はシューマンのチェロ協奏曲とマーラーの交響 曲第5番。ともに、生のオーケストラではめったに耳にすることが出来ません。特にマーラーの交響曲第5番は彼の交響曲のなかで最も人気が高い作品です。
この大編成の管弦楽が充実し非常に聴き映えがすること、マーラーの音楽としては比較 的明快で親しみやすいことが理由だそうです。
特に第4楽章は、ルキノ・ヴィス コンティ監督による映画『ベニスに死す』(トーマス・マン原作)で使われ、 マーラーの音楽の代名詞的存在ともなっているようです。

主席指揮者のジェームズ・ジャッドは英国を代表する指揮者の一人で、特にフロリダ・フィルハーモニー管弦楽団とのウォルトン作品集、マーラーの交響曲第1番の録音はフランスのディアパゾン金賞を獲得しています。日本でもおなじみの指揮者です。

また、今回、若者に帯同する世界的チェリストのジャン・ワンは1968年中国西安生まれ。貧しい生活のなかで、4歳から父からチェロの手ほどきを受け、9 歳で上海音楽学院に首席入学しました。天才音楽家として10歳のときにアイザック・スターンに見いだされ世界的に注目を浴び、現在ではアジアのチェリストとして世界的音楽家の一人です。二人とも、都市部ではS席1万円の高額チケットを誇る 音楽家ですが、アジアの若者の夢の実現のためにボランタリーな参加をしています。


これら一流の音楽家にアジアの若者の情熱とチームワークが交わり、すばらしい 夏の祭典になることは間違いないでしょう。

この内容の公演が佐賀県実行委員会特別価格2000円を1000円で佐賀にて 体験できるのはアメージングな出来事だと言えましょう。

「佐賀んもんとして、アジアの若者が佐賀に来るけん知らん顔は出来んバイ」という気持ちにご賛同いただきたいとお願いします。



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Posted by SPIRA at 09:52│Comments(0)お知らせ
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