› たぶんかきょうせいSAGA › 2012年01月30日

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Posted by さがファンブログ事務局 at

2012年01月30日

読書百篇、その義自ずから見(あらわ)る

大家好。皆さんこんにちは。
1月28日(土)に「やさしい中国語で学ぶ中国文化交流講座」後期講座を開催しました。

この講座は、中国出身の12名の講師の皆さんがボランティアで、中国語の発音の仕方や挨拶、簡単な会話などの中国語の指導とあわせて、中国の歴史や文化、自然などをご紹介するものです。

本日の講座は、メイン講師は趙蘊さんです。



サブ講師として李奇さん、崔甜子さんに来ていただきました。



今日は中国語の補語(時間量・動作量)を勉強しました。
日本語では主語、目的語、時間量、動詞の順ですが、中国語では主語、動詞、時間量、目的語の順になります。

我学过三年汉語。(私は中国語を三年間勉強したことがある。)
我们唱了两个小时卡拉OK。(わたしたちはカラオケで2時間歌った。)



ただし、例外として目的語が代名詞のときは、主語、動詞、目的語、時間量の語順を取ります。
爸爸说了我一个小时。(お父さんは私を1時間にわたって説教した。)



次に、動作量の場合も基本は時間量のときと同じで、主語、動詞、動作量、目的語の順になります。
我们去过三次上海。(私たちは上海に三回行きました。)



次に、差量補語です。これは比較文の比較結果の差を表す数量詞のことで、次のように表します。
红茶比咖啡便宜三快。(紅茶はコーヒーより3元安い。)



後期講座になって、だんだんと中国語の文章も長くなり、また難しくなってきました。講師の趙さんから生徒の皆さんへ次の中国の故事が紹介されました。

书读百边,其义自见。(読書百篇、その義自ずから見(あらわ)る)

これは、「魏志」王粛伝注董遇伝からの引用で、「董遇(とうぐう)という常に本を持っている勉強熱心な人がいた。 郡から考廉に推挙され、次第に昇進し、献帝の御前講義を行う仕事をするようになった。 彼の元で直々に学びたいと言う人に、董遇は「読書百篇、その義自ずから見(あらわ)る」と言って断った。」というものです。



最後に、趙さんから中国の80年代のアニメの紹介がありました。素朴なアニメで使われている音楽がとても心地よいものでした。



「やさしい中国語で学ぶ中国文化交流講座」は、1月14日(土)から3月31日(土)まで後期講座(全12回)が開催されています。

(お問い合わせ先)
㈶佐賀県国際交流協会
Tel. 0952-25-7921(県庁内線1490 )
E-mail: info@spira.or.jp