
2012年01月23日
新年快乐!
大家好(ダージャーハオ)、皆さんこんにちは。
1月21日(土)に「やさしい中国語で学ぶ中国文化交流講座」後期講座の第1回目を開催しました。
この講座は、中国出身の12名の講師の皆さんがボランティアで、中国語の発音の仕方や挨拶、簡単な会話などの中国語の指導とあわせて、中国の歴史や文化、自然などをご紹介するものです。
本日の講座は、メイン講師は雷春燕(レイ・チュンイアン)さんです。

サブ講師として伊紅霞(イ・ホンシャ)さん、徐芳(シュウ・ファン)さん、楊洋(ヤン・ヤン)さんに来ていただきました。
今日は中国語の3種類の補語(結果補語、可能補語、方向補語)を勉強しました。

まず結果補語です。動詞「听(聞く)」と結果補語の「懂(分かる)」を合わせると、「听懂(聞いて分かる)」になります。それに完了の「了」をつけると、
听懂了(聞いて分かった)となります。
また、動詞「写(書く)」と結果補語の「完(終わる)」を合わせると、「写完(書き終わる」になります。それに完了の「了」をつけると、
写完了(書き終わった)となります。

次は可能補語です。動詞と結果補語「听懂(聞いて分かる)」の間に「得」を入れて可能を表します。
听得懂(聞いて理解できる)
また「不」を入れて不可能を表します。
听不懂(聞いても理解できない)

次は方向補語です。動詞「走(歩く)」に、代表的な方向補語「来(来る)」と「去(行く)」がつくと、次のようになります。
走来(歩いて来る)
走去(歩いて行く)

「走」は日本語では走るですが、中国語では歩くという意味です。中国語の走るは「跑」です。この「跑(走る)」に方向補語をつけると、次のようになります。
跑来(走って来る)
跑去(走って行く)
跑上(駆け上がる)
次に、雷さんから中国のお正月の過ごし方を紹介していただきました。

中国の大みそかとお正月は旧暦(太陰暦)によります。今年は今日(1月23日)が中国の正月です。旧暦の元旦から1か月間をお正月と呼びますが、一般的には15日間を松の内としてお祝いします。
お正月には福の字を逆さにして貼ります。これは「倒福(福を逆さにする)」と「到福(福が来る)」が同じ発音だからです。

中国人にとっても大みそかとお正月は一年で最も重要な祝日で、家族・親戚が集まって祝います。
お正月には家に年画(縁起のいい絵)を貼り、灯笼(ちょうちん)を玄関やベランダに下げます。

また、お正月には家族で「拜年(お年賀を述べ)」、「放鞭炮(爆竹を鳴らし)」、「春晚(日本の紅白歌合戦に相当する番組)」を大みそかの午後8時から午前2時まで見ます。

中国のお正月には、家族そろって、北の方では「饺子(ぎょうざ)」を食べ、南の方では「汤圆(もち米の粉で作った団子が入ったスープ)」食べて、新しい年の無病息災と幸福を祈ります。

中国の餃子にはいろんな形があります。また、お正月には魚と鶏ともち菓子を食べます。これは中国語の発音が「鱼」と「余」、「鸡」と「吉」、「年糕(もち菓子)」と「年高(年寄→長寿)」がそれぞれ似ているからです。

「やさしい中国語で学ぶ中国文化交流講座」は、1月14日(土)から3月31日(土)まで後期講座(全12回)が開催されています。
(お問い合わせ先)
㈶佐賀県国際交流協会
Tel. 0952-25-7921(県庁内線1490 )
E-mail: info@spira.or.jp
1月21日(土)に「やさしい中国語で学ぶ中国文化交流講座」後期講座の第1回目を開催しました。
この講座は、中国出身の12名の講師の皆さんがボランティアで、中国語の発音の仕方や挨拶、簡単な会話などの中国語の指導とあわせて、中国の歴史や文化、自然などをご紹介するものです。
本日の講座は、メイン講師は雷春燕(レイ・チュンイアン)さんです。
サブ講師として伊紅霞(イ・ホンシャ)さん、徐芳(シュウ・ファン)さん、楊洋(ヤン・ヤン)さんに来ていただきました。
今日は中国語の3種類の補語(結果補語、可能補語、方向補語)を勉強しました。
まず結果補語です。動詞「听(聞く)」と結果補語の「懂(分かる)」を合わせると、「听懂(聞いて分かる)」になります。それに完了の「了」をつけると、
听懂了(聞いて分かった)となります。
また、動詞「写(書く)」と結果補語の「完(終わる)」を合わせると、「写完(書き終わる」になります。それに完了の「了」をつけると、
写完了(書き終わった)となります。
次は可能補語です。動詞と結果補語「听懂(聞いて分かる)」の間に「得」を入れて可能を表します。
听得懂(聞いて理解できる)
また「不」を入れて不可能を表します。
听不懂(聞いても理解できない)
次は方向補語です。動詞「走(歩く)」に、代表的な方向補語「来(来る)」と「去(行く)」がつくと、次のようになります。
走来(歩いて来る)
走去(歩いて行く)
「走」は日本語では走るですが、中国語では歩くという意味です。中国語の走るは「跑」です。この「跑(走る)」に方向補語をつけると、次のようになります。
跑来(走って来る)
跑去(走って行く)
跑上(駆け上がる)
次に、雷さんから中国のお正月の過ごし方を紹介していただきました。
中国の大みそかとお正月は旧暦(太陰暦)によります。今年は今日(1月23日)が中国の正月です。旧暦の元旦から1か月間をお正月と呼びますが、一般的には15日間を松の内としてお祝いします。
お正月には福の字を逆さにして貼ります。これは「倒福(福を逆さにする)」と「到福(福が来る)」が同じ発音だからです。
中国人にとっても大みそかとお正月は一年で最も重要な祝日で、家族・親戚が集まって祝います。
お正月には家に年画(縁起のいい絵)を貼り、灯笼(ちょうちん)を玄関やベランダに下げます。
また、お正月には家族で「拜年(お年賀を述べ)」、「放鞭炮(爆竹を鳴らし)」、「春晚(日本の紅白歌合戦に相当する番組)」を大みそかの午後8時から午前2時まで見ます。
中国のお正月には、家族そろって、北の方では「饺子(ぎょうざ)」を食べ、南の方では「汤圆(もち米の粉で作った団子が入ったスープ)」食べて、新しい年の無病息災と幸福を祈ります。
中国の餃子にはいろんな形があります。また、お正月には魚と鶏ともち菓子を食べます。これは中国語の発音が「鱼」と「余」、「鸡」と「吉」、「年糕(もち菓子)」と「年高(年寄→長寿)」がそれぞれ似ているからです。
「やさしい中国語で学ぶ中国文化交流講座」は、1月14日(土)から3月31日(土)まで後期講座(全12回)が開催されています。
(お問い合わせ先)
㈶佐賀県国際交流協会
Tel. 0952-25-7921(県庁内線1490 )
E-mail: info@spira.or.jp
2012年01月23日
宗教警察って知ってますか?
当協会では10月から月に1回のペースで“多文化セミナー”を実施しています。なかなか触れることのできない外国の文化や歴史・タブーなどを学ぼう!そして、海外の人達の考え方に触れてみよう!ということで開催しているものです。
昨日、第4回目を終えました。これまでの講師は10月が韓国、11月バングラデシュ、12月マレーシア、そして昨日が中国でした。この講座では本当にいろんな驚きと発見があります。旅行で得られるものとはまた別の“面白さ”に出会うことができます。
例えば2回目のバングラデシュ・・・
国民の88%がイスラム教、10%がヒンドゥー教で、イスラム教徒が多数派のこの国。“イスラム教”と言えば厳しい戒律で知られていますが、その中の一つに“ラマダン(断食)”があります。このラマダン(去年は8月1日~31日)の期間中は朝4時半から夜7時半までの間、何も飲み食いすることができないそう(゜□゜;)ノノ
先ほども書いたように、国民の88%がイスラム教なので、ラマダンの時期にバングラデシュに旅行をすると街のレストランも軒並み閉店しているらしいです。旅行の時期には注意が必要!!ですね。
しかし、その期間、ヒンドゥー教の人達は肩身が狭いだろうな~
みんなご飯が食べられない中で、隠れたようにしてご飯を食べないといけないのかな~?なんて、一人で想像してしまいました。
しかし、このラマダンをする意味ってどこにあるの?
そんなに自分を痛めつける意味って?
・・・という疑問を持つ方も少なくないんじゃないでしょうか。
講師によると“イスラム教の教えの中に、貧しくて食べられない人の気持ちを理解するため、またそのような極限状態になった時に自分はどうなってしまうのか?ということを知るためにとても大事な行為なんです”ということでした。
そうなんだ~日本人にはない発想だな~と思いました。すごいな~
断食ダイエットとか日本でも流行っているけど、そんな感覚で“断食”なんて言葉を使っちゃいけないんじゃないか・・・とすら思いました。
マレーシアの話の中で、おもしろいな~と思ったのが宗教警察の存在。
マレーシアもイスラム教の人が多い地域。イスラム教ではお酒を飲むことが禁止されているので、飲んでいる所が見つかれば捕まるそうです。また、結婚前の男女が街なかを歩いていると宗教警察から“君たちはどんな間柄なのか?”“結婚する予定はあるのか?”等の尋問を受け、その場で結婚することを約束させられる、な~んてこともあるんだとか。
日本には絶対にない考え方ですよね。というか、こういうことが日本で起これば、日本の晩婚化&少子化等も少しは緩和するのでしょうか?
まぁ、それ以上に多くの反発があることでしょう。
それだけに、“宗教”という力の大きさ、思想の違いが不思議でたまりません。
そして、その“違い”に、すごいな~面白いな~と感じてしまうのです。
昨日の中国の話で深刻な問題だな~と思ったのは、一人っ子政策。
一人っ子政策について、皆さん正しい知識を持っていますか?私も実は曖昧な知識しか持っていませんでした。なぜなら、私の友達の中にも“お姉ちゃんいるよ”“弟いるんだ~”という人がいたからです。でも、昨日の話を聞いて“なるほどな~”と思いました。
1979年に始まったこの一人っ子政策の正式名称は“計画育成政策”で「晩婚、晩育、優生、優育」を目的としているもの。
中国全国民に適用されるものではなく、例外もあるのだそう。
1.漢民族とチワン民族(漢民族に次いで多い民族)以外の少数民族
2.両親のどちらかが外国人若しくは少数民族
3.香港やマカオは適用対象外地域
4.双子以上の多胎児の場合、全員が戸籍を持つことが許可
以上のケースは例外対象ということです。
この政策が続いて、30数年・・・
いろいろな弊害も出てきているそうです。
例えば、中国は56の民族が共生している国家なんですが、少数民族は一人以上産んでもいいとされているので、ここ近年一番多い漢民族と少数民族の比率が変わってきているそうです。
そして、何と言っても一番大きい問題が、男女比率の差!!
一人っ子ということで、どの家庭も“男の子を!!”と望んだ結果、現在の結婚適齢期の男女比率は3:1になっているそうです。結婚できない男の人がどんどん増えていっているのも、すごく問題になっているみたいです。
今日が中国の旧正月(中国は旧暦でお正月を祝います)なんですが、先日ネットニュースで“レンタル彼女が人気”というなんともビックリする記事を発見しました。
適齢期の男性ともなると故郷の両親が“早く彼女を紹介して。結婚しなさい”と言うのは、どこの国も共通の悩みかもしれません。中国では旧正月に帰郷する際に、両親を安心させるために苦肉の策として、この偽の彼女に依頼し、帰省中は彼女として振る舞ってもらっていると言うのです。
いくらなんでも数日間も一緒に過ごせば、両親も気付くはず・・・と思いますが、これも一人っ子政策の負の遺産なのかもしれませんね。
こういった問題を踏まえ、夫婦が共に一人っ子であるか、農村戸籍の夫婦で第1子が女児であった場合第2子を認める等の規制が緩和されているそうです。
講師が“私が40代になる頃(あと20年後)には高齢者(60代以上の人)が多くなりすぎて、若者世代では高齢者を支えることが出来なくなるだろう。私たちもすごく不安。”と言っていました。日本の高齢化社会とは比べ物にならないくらいの深刻な問題ですよね。
これからの中国国家の対応策に注目です!!
他の国のことを知るって、いろんな発見がありますよね。
そして、他の国のことを知ることによって、日本の良い所だったり、考え方の違い、日本人が忘れてしまっている気持ち等に気付かされたりします。
行ったことのない国の話を聞いて、ちょっぴり旅行気分も味わえるので楽しいですよ♪
次回はベトナムの講師です。
さぁ~て、どんな話が聞けるのでしょうか~??
昨日、第4回目を終えました。これまでの講師は10月が韓国、11月バングラデシュ、12月マレーシア、そして昨日が中国でした。この講座では本当にいろんな驚きと発見があります。旅行で得られるものとはまた別の“面白さ”に出会うことができます。
例えば2回目のバングラデシュ・・・
国民の88%がイスラム教、10%がヒンドゥー教で、イスラム教徒が多数派のこの国。“イスラム教”と言えば厳しい戒律で知られていますが、その中の一つに“ラマダン(断食)”があります。このラマダン(去年は8月1日~31日)の期間中は朝4時半から夜7時半までの間、何も飲み食いすることができないそう(゜□゜;)ノノ
先ほども書いたように、国民の88%がイスラム教なので、ラマダンの時期にバングラデシュに旅行をすると街のレストランも軒並み閉店しているらしいです。旅行の時期には注意が必要!!ですね。
しかし、その期間、ヒンドゥー教の人達は肩身が狭いだろうな~
みんなご飯が食べられない中で、隠れたようにしてご飯を食べないといけないのかな~?なんて、一人で想像してしまいました。
しかし、このラマダンをする意味ってどこにあるの?
そんなに自分を痛めつける意味って?
・・・という疑問を持つ方も少なくないんじゃないでしょうか。
講師によると“イスラム教の教えの中に、貧しくて食べられない人の気持ちを理解するため、またそのような極限状態になった時に自分はどうなってしまうのか?ということを知るためにとても大事な行為なんです”ということでした。
そうなんだ~日本人にはない発想だな~と思いました。すごいな~
断食ダイエットとか日本でも流行っているけど、そんな感覚で“断食”なんて言葉を使っちゃいけないんじゃないか・・・とすら思いました。
マレーシアの話の中で、おもしろいな~と思ったのが宗教警察の存在。
マレーシアもイスラム教の人が多い地域。イスラム教ではお酒を飲むことが禁止されているので、飲んでいる所が見つかれば捕まるそうです。また、結婚前の男女が街なかを歩いていると宗教警察から“君たちはどんな間柄なのか?”“結婚する予定はあるのか?”等の尋問を受け、その場で結婚することを約束させられる、な~んてこともあるんだとか。
日本には絶対にない考え方ですよね。というか、こういうことが日本で起これば、日本の晩婚化&少子化等も少しは緩和するのでしょうか?
まぁ、それ以上に多くの反発があることでしょう。
それだけに、“宗教”という力の大きさ、思想の違いが不思議でたまりません。
そして、その“違い”に、すごいな~面白いな~と感じてしまうのです。
昨日の中国の話で深刻な問題だな~と思ったのは、一人っ子政策。
一人っ子政策について、皆さん正しい知識を持っていますか?私も実は曖昧な知識しか持っていませんでした。なぜなら、私の友達の中にも“お姉ちゃんいるよ”“弟いるんだ~”という人がいたからです。でも、昨日の話を聞いて“なるほどな~”と思いました。
1979年に始まったこの一人っ子政策の正式名称は“計画育成政策”で「晩婚、晩育、優生、優育」を目的としているもの。
中国全国民に適用されるものではなく、例外もあるのだそう。
1.漢民族とチワン民族(漢民族に次いで多い民族)以外の少数民族
2.両親のどちらかが外国人若しくは少数民族
3.香港やマカオは適用対象外地域
4.双子以上の多胎児の場合、全員が戸籍を持つことが許可
以上のケースは例外対象ということです。
この政策が続いて、30数年・・・
いろいろな弊害も出てきているそうです。
例えば、中国は56の民族が共生している国家なんですが、少数民族は一人以上産んでもいいとされているので、ここ近年一番多い漢民族と少数民族の比率が変わってきているそうです。
そして、何と言っても一番大きい問題が、男女比率の差!!
一人っ子ということで、どの家庭も“男の子を!!”と望んだ結果、現在の結婚適齢期の男女比率は3:1になっているそうです。結婚できない男の人がどんどん増えていっているのも、すごく問題になっているみたいです。
今日が中国の旧正月(中国は旧暦でお正月を祝います)なんですが、先日ネットニュースで“レンタル彼女が人気”というなんともビックリする記事を発見しました。
適齢期の男性ともなると故郷の両親が“早く彼女を紹介して。結婚しなさい”と言うのは、どこの国も共通の悩みかもしれません。中国では旧正月に帰郷する際に、両親を安心させるために苦肉の策として、この偽の彼女に依頼し、帰省中は彼女として振る舞ってもらっていると言うのです。
いくらなんでも数日間も一緒に過ごせば、両親も気付くはず・・・と思いますが、これも一人っ子政策の負の遺産なのかもしれませんね。
こういった問題を踏まえ、夫婦が共に一人っ子であるか、農村戸籍の夫婦で第1子が女児であった場合第2子を認める等の規制が緩和されているそうです。
講師が“私が40代になる頃(あと20年後)には高齢者(60代以上の人)が多くなりすぎて、若者世代では高齢者を支えることが出来なくなるだろう。私たちもすごく不安。”と言っていました。日本の高齢化社会とは比べ物にならないくらいの深刻な問題ですよね。
これからの中国国家の対応策に注目です!!
他の国のことを知るって、いろんな発見がありますよね。
そして、他の国のことを知ることによって、日本の良い所だったり、考え方の違い、日本人が忘れてしまっている気持ち等に気付かされたりします。
行ったことのない国の話を聞いて、ちょっぴり旅行気分も味わえるので楽しいですよ♪
次回はベトナムの講師です。
さぁ~て、どんな話が聞けるのでしょうか~??